ラムネに使われているビー玉は、実はA玉です。
A玉とB玉はどう違うのでしょうか?この記事でお伝えします。
ラムネに使われているA玉とは
夏祭りでお馴染みのラムネ。ビー玉を押し込んで開けるのはワクワクしますよね。
そのビー玉、実はA玉です。
ラムネ瓶用に作られたガラス玉のうち、ラムネの栓に使える規格を満たしたものは「A玉」と呼ばれます。
ガラス玉に歪みや傷があると炭酸が抜けてしまうため、精度が高くないとダメなのだそうです。
その条件をクリアしたものが「A玉」です。
同じ商品のラムネでも栓がすごく固くて、開けるのが大変だったことってありましたよね。
きっと、とびきり精度のいいガラス玉で密閉されていたんだろうな!と想像できますね。
ラムネに使われているA玉とB玉の違いとは
ラムネ瓶用に作られたガラス玉は、A玉とB玉にわけられます。
ラムネの栓に使える規格を満たしているものは「A玉」満たしていないものは「B玉」と呼ばれます。
ガラス玉に傷や歪みがあったり、不純物が混ざっていれば、規格を満たしていないので「B玉」になります。
B玉に分類されたものは、玩具のビー玉として利用されたり、溶かして作り直されたりしているそうです。
玩具のビー玉は、日本人にはお馴染みですよね!
ラムネには使えないC玉の存在
A玉は存在しないという考えがある一方で、作ったガラス玉をA・B・Cと精度によってわけている会社がありました。
傷や歪みがないか、チェックしているということですね。
この会社では、A玉は販売用に、B玉はラムネ用に、C玉は溶かして作り直すことになっているそうです。
この会社独自のガラス玉のわけ方や呼び方があるのだと思いますが、「C玉」があることに驚きました!
ガラス玉を精度によってわけるのは、統一された規格があるのではなく、会社独自のもののようですね。
参考:エフエム岐阜:https://www.fmgifu.com/blog/detail_11228_0_0_202007.html
2つの説がある!ビー玉の語源
ラムネのガラス玉について「A玉は存在しない」という考えと「ガラス玉を規格でわける」という考えがありました。
作られたガラス玉はどれも精度よく作られていて、きっと私たちが見ても「A玉」「B玉」「C玉」はどれも同じに見えるのではないかなと。
そのくらい全体の精度がいいのではないかなと想像します。
私たちに馴染みのある玩具のビー玉はB玉なのか、はっきりとわかりませんが、その存在は確かです。
では、ビー玉の語源は何なのでしょうか。
2つの説がありました。
ビー玉の語源 その1(B玉説)
ガラス玉を規格でA玉とB玉にわけた、「B玉」が語源だと言われています。
ラムネの栓として作られたガラス玉のうち、規格を満たしているものがA玉。満たしていないものがB玉でした。
ビー玉は、子供の頃に弾いて遊んだりして、お馴染みですよね。
ビー玉は「規格外のB玉」からつけられたというのがこの説です。
ビー玉の語源 その2(ビードロ説)
ポルトガル語のガラスを意味する言葉で「ビードロ(vidro)」があります。
ビー玉はビードロ(vidro)玉を略したものだというのがこの説です。
B玉ではなく、V玉なのですね。
まとめ
ガラス玉を、A玉・B玉など精度によってわけるのは、決まった規格があるのではなく、会社独自のもののようです。
ラムネに使われているのはA玉なのかビー玉なのか定かではく、製造者によって異なると思われます。