犬の歯の本数や歯並びは?生え変わり時期や順番はどうなってるの?

 
こんにちは。

犬の歯って一体何本あるのか?気になったことはありませんか?

うちの愛犬はこれまでに2回全身麻酔をかけて歯石をとり、歯は15本くらい抜いているんですがまだ結構歯が残っています。

 
前から見える部分は歯が全てあるので見た目は歯を抜く前と変わりありません。

 
15本も抜いたのにすごい!

 
犬の歯は一体何本あるのか?

気になったので調べてみました。

犬の歯は何本?

犬の歯が人よりも多いいのは明らかですが、一体何本あるのでしょうか?

調べてみたところ、犬の歯はなんとなんと!

ミミちゃん
42本!!!(上が20本、下が22本)

 
思っていたより多いです!!!

歯が多いとしっかりと噛めて消化には良さそうだけれど、ちょっと歯磨きをするのが大変そうですね。

歯並びは?

犬を飼っている人であれば一度は読んだ方がいいと思われるのがこちらの本です。

カピバラさん

 

ボス
イラストが多くわかりやすい本なので一度読んでみてね!

 
調べてみると犬の歯の本数は以下の通りでした。

上 20本
切歯:6本 犬歯:2本 前臼歯:8本 臼歯:4本

下 22本
切歯:6本 犬歯:2本 前臼歯:8本 臼歯:6本

合計42本
 
犬の口の中をじっくりと見ることってなかなか難しいので、この本はとても勉強になります!

 
犬の歯並びを見て一番に思ったのは歯並びがボコボコしてるなってことです。

大きな歯のすぐ後ろに小さな歯があったり、しっかりと磨こうと思ったらかなり歯磨きが大変だと思います。

歯の内部構造は?

こちらも上記で紹介した「イラストでみる犬学」に記載があったのですが、犬の歯の内部構造は人と同じでした。

エナメル質、セメント質、象牙質、歯髄と。

 
人間と同じということは・・・

人間と同じ病気になるということなので、虫歯、歯周病などなど人間の口の中に起こる病気はほぼおこる可能性があります。

 
実際に、動物歯科学の教科書を見てみると

・虫歯の治療
・歯の根の治療
・口の中にできる腫瘍
・顎の骨にできる腫瘍

についての記載があり、人間と同じような病気の名前がありました。

 
また、総合病院の口腔外科の先生に聞いたのですが、犬は人と同じような病気になるとおっしゃっていました。

もちろんレントゲン撮影をしないとわからない病気もありますが、確実に言えることは、まずは 歯ブラシが不可欠!ということです。

 
しかし・・・

残念ながら日本では、 犬の歯磨きまだまだ浸透していません。

DHちゃん
ワンちゃんの歯磨きを周りの方へも広めてね!

犬の歯って生え変わるの?

人間は6歳〜12歳くらいにかけて乳歯が抜けて永久歯が生えてきますよね。

犬の歯は生え変るの?

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、 犬の歯は生え変わります!!

 
いつ生え変るのか?というと、個体差はありますが、生後3ヶ月~5ヶ月くらいに始まり7ヶ月~1才の頃には生え変わり終わります。

 
これって、人間の感覚だとものすごく早く感じますよね〜?!

やっぱり犬の成長は早いです!!!

 
犬の乳歯は、犬種や成長のスピードにもよりますが、生後 8週間ほどで生えそろうと言われています。

 
上手く生え変わりができないと、乳歯と永久歯が一緒に並んで生えてしまうこともあるそうなので、この時期は愛犬の口の中を特に注意深く見ることが大切ですね!

 
犬も歯が抜ける時はムズムズっとした感覚があるので、やたらと物を噛みます!

 
「最近やたらと物を噛むな」と思ったら、グラグラしている歯があるかもしれません。

電気コードなど危険なものを噛んでしまわないように噛んでもいいおもちゃを与えましょう!

ただ、硬すぎるおもちゃを噛んでいると歯が折れてしまうことがあるそうです。

生え変わり時期のおもちゃに関しては、獣医さんに相談したほうがいいと思います!

生え変わる順番は?

犬の歯が生え変わる順番は、 切歯→犬歯→前臼歯、後臼歯の順です。

切歯は一番気づきやすい部分なので、愛犬が欠伸をした時など、ちょっとした瞬間に歯がないことに気づくことがあるかもしれませんね。

ちなみにうちの愛犬はやや歯並びが悪く、一箇所前歯が重なっている部分があるのですが・・・。

すごく可愛いです!!

どんな風に抜けるのか?食べても大丈夫?

犬の歯は知らないうちに抜けていることが多く、食事と一緒に飲み込んでしまっていることが多いです。

 
たまに、おもちゃに歯が刺さっていたり、床に落ちていることがあるのでそれで、歯の生え変わりに気づく方もいらっしゃるかなと思います。

 
私が愛犬の歯の生え変わりに気が付いたのは、床に歯が落ちていたのを見つけたからだったんですが、特に何かに気を付けていたということはありませんでした。

ただ、ぬいぐるみやおもちゃなどをガジガジ噛んでいたので、噛んでも心配ないおもちゃをあげて、 好きなだけ噛んでもらうのがいいと思います!

 
また、歯を食べても大丈夫なのか?と心配になると思いますが、ウンチと一緒に出てくるので心配ないようです。

 
歯が抜けた後に出血していることがあるかもしれませんが、

自然に歯が抜けた場合はすぐに出血も止まるはずです。

注意して様子を見て、あまりにも出血が止まらないようであれば獣医さんに相談したほうがいいですね。

歯が二重に生えてしまったら?

生え変わりが上手くいかないと、歯が二重に生えてしまうことがあります。

乳歯が抜けずに、乳歯の後ろに永久歯が生えてしまっている 二重歯の状態です。

このワンちゃんのような感じですね。

 
二重歯のある犬は結構多く、特に体の小さな犬に多いようです。

この状態になると、噛み合わせが悪く

・上手く噛めない
・食べ物が歯に挟まりやすい
・虫歯や歯周病になりやすい

などなど、よくないことが多いです。

 
二重歯になってしまい乳歯がなかなか抜けない場合は、必ず獣医さんに相談して下さい!!!

歯並びが悪い時はどうしたらいいの?

歯並びには個体差があるので中には歯並びの悪い犬もいます。

 
うちの愛犬も下前歯がちょっと重なっているところがあるんですが、愛嬌があって可愛いです!

 
歯並びが悪いと、二重歯と同じで

・上手く噛めない
・食べ物が歯に挟まりやすい
・虫歯や歯周病になりやすい

という不都合があるので、あまりにガタガタしている場合は、獣医さんに相談して下さい。

最近は犬も歯の矯正ができるようなので、病院を紹介してもらえるかもしれません。

まとめ

犬の歯の本数や歯並び、生え変わりについてまとめてみました。

愛犬は大切な家族の一員だしとっても可愛いですが、犬の体のことについてほとんど知らないことを痛感しました。

これからは愛犬のためにも、自分のためにも、犬のことについて学んでいきたいと思います!

Follow me!

PAGE TOP