【沖縄県】3つの由来・語源と3つの別名/珍しい苗字や地名を紹介

ハルちゃん
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この記事では【沖縄県】の次のことについてお伝えします。
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名前の由来・語源
別名
昔の名前
沖縄の珍しい苗字
沖縄の読み方が難しい地名
沖縄の美味しい食べ物
沖縄の方言
沖縄のシンボル
【沖縄県】由来・語源の有力説
「沖合いの漁場」説
沖縄の「おき」は、岸から遠く離れた海上。「なわ」は、魚場という意味。
この2つの言葉から、沖縄県という地名がつけられた。
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【沖縄県】3つの別名
琉球 大琉球 うちなー
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【沖縄県】昔の名前
オキナパ オキナファ オキナハ
阿児奈波島(あこなはしま) 琉球(りゅうきゅう)
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【沖縄県】美味しい食べ物
沖縄そば/ソーキそば タコライス ゴーヤーチャンプルー
沖縄天ぷら 沖縄ぜんざい A&W・エンダー
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【沖縄県】のシンボル
沖縄県の木 琉球松(りゅうきゅうまつ)
沖縄県の花 デイゴ
沖縄県の鳥 ノグチゲラ
沖縄県の魚 タカサゴ(グルクン)
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【沖縄県】3つの由来・語源

この章では【沖縄県】3つの由来・語源をお伝えします。
みーちゃん
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由来・語源

     

  • ❶「沖合いの漁場」説
  • ❷「沖にある場所」説
  • ❸「釣り縄を置いた場所」説

 
【沖縄県】の名前には、3つの由来・語源がありますが、定説はありません。
  
「沖合いの漁場」説が有力とされています。
 

その1(「沖合いの漁場」説)

 
「沖縄県」の名前の語源は、「沖合いの漁場」の意味に由来する説です。
  
「おき」「なは(なわ)」は、それぞれ次のような意味があります。

沖(おき) 岸から遠く離れた海上・湖上
なは(なわ) 魚場(漁場)

このような意味の言葉から「沖縄県」という名前になりました。
  
沖縄の「なわ」と、県庁所在地である「那覇」の語源は同じだと言われています。
  
そのため、「沖合いの漁場」説が有力とされています。
  

その2(「沖にある場所」説)

 
「沖縄県」の名前の語源は、「沖にある場所」の意味に由来する説です。
  
「おき」「なは(なわ)」は、それぞれ次のような意味があります。

沖(おき) 岸から遠く離れた海上・湖上
なは 場所・島

このような意味の言葉から「沖縄県」という名前になりました。
  

その3(「釣り縄を置いた場所」説)

 
「沖縄県」の名前の語源は、「釣り縄を置いた場所」の意味に由来する説です。
  
1470年~76年の尚円王の時代、泊村に大安里という者がいました。
  
大安里は、那覇の浮縄御嶽(おきなわうたき・うちなーうたき)近くの川岸に漁のため縄を仕掛け、それを置縄と呼んでいました。
  
それが御嶽の名前となり(浮縄)、島の名前(沖縄)にもなりました。
  

【沖縄県】3つの別名

ハルちゃん
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この章では【沖縄県】3つの別名をお伝えします。

3つの別名

琉球 大琉球 うちなー

 
「沖縄県」には、3つの別名があります。

琉球
(りゅうきゅう)
琉球は沖縄の昔の呼び名だが、別名としても使われる
大琉球
(だいりゅうきゅう)
中国の呼び名で、沖縄を大琉球、台湾を小琉球と区別している
うちなー 沖縄の方言で「沖縄県」の意味



【沖縄県】の昔の名前

この章では【沖縄県】の昔の名前をお伝えします。
みーちゃん
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昔の名前

     

  • ❶オキナパ・オキナファ・オキナハ
  • ❷阿児奈波嶋(あこなはしま)
  • ❸琉球(りゅうきゅう)
  • ❹【沖縄県】の離島の昔の名前

その1(オキナパ・オキナファ・オキナハ)

 
縄文時代・弥生時代は、「オキナパ・オキナファ・オキナハ」という呼び名が使われていました。
  
その後、琉球など別の名前が使われますが、一般庶民の間では「オキナパ・オキナファ・オキナハ・ウチナー」がずっと使われていたそうです。
  

その2(阿児奈波嶋・あこなはしま/あこなわじま)

 
779年(奈良時代)に成立した鑑真 (がんじん) の「唐大和上東征伝(とうだいわじょうとうせいでん)」という伝記があります。
  
唐大和上東征伝には、753年(天平勝宝5年)に遣唐使が「阿児奈波島(あこなはしま/あこなわじま)」に到着したという記載があります。
  
この「阿児奈波嶋」というのは、沖縄県のことを指していたとされています。
  

その3(琉球・りゅうきゅう)

 
「琉球(流求)」は中国での呼称です。
  
656年に書かれた中国の歴史書「隋書(ずいしょ)」では、「琉求(りゅうきゅう)」という名前が使われています。
  
日本でも沖縄の正式名称として、1429年から1879年まで使われていました。
  
明治時代以降は、「沖縄」という名称が一般的に使われるようになりました。
  

【沖縄県】の離島の昔の名前

 
沖縄県には100を超える離島がありますが、昔は違う名前で呼ばれていたと考えられています。
  
例えば、石垣島や久米島、宮古島です。

現在の名前 昔の名前
石垣島 信覚(しがき)
久米島 球美(くみ)
宮古島 庇郎喇(ひらら)

 

「琉球」の2つの由来・語源

ハルちゃん
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この章では「琉球」の2つの由来・語源をお伝えします。

「琉球」の2つの由来・語源

     

  • ❶「蛟(みずち)」説
  • ❷「魚(うお)の国」説

その1(「蛟(みずち)」説)

 
「琉球」は、「蛟(みずち)」に由来するという説です。
  
「蛟」は、水中に住む伝説上の生物で、体は蛇に似て長く、角と4本の足があります。
  
島の形が「蛟」に似ていたため、「琉蛟(りうこう)」と名が付けられました。
  
それが更に変化して「琉球(りゅうきゅう)」となりました。
  

その2(「魚(うお)の国」説)

 
沖縄県は海に囲まれているため、魚がたくさん取れる、とてもいい漁場があります。
  
その為、「魚(うお)の国」と呼ばれていました。
  
「魚(うお)の国」を中国人が聞いたときに「りゅうきゅう」と聞き間違えたため、そのまま「琉球」となりました。
  



【沖縄県】に多い珍しい苗字

ハルちゃん
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この章では【沖縄県】に多い珍しい苗字をお伝えします。

珍しい名字

     

  • ❶珍しい苗字
  • ❷珍しい苗字が多い理由

【沖縄県】珍しい苗字

 
沖縄県には、読み方が難しく珍しい苗字が多いです。

沖縄県に多い苗字
1位 比嘉(ひが/ひか/ひよし/ひき/びか/ひよい)
2位 金城(きんじょう/かねしろ/かなしろ/かなき/かねぎ/かなぐすく/きんしょう/きんき/こんじょう/かなうすく/かなぐしこ/かなじょう/なぐしく/かねき/かねくすく/かねぐすく/かねじょう/かなぐす/かなくすく/かなぎ)
3位 大城(おおしろ/おおき/おおぎ/だいじょう/おしろ/おうしろ/だいき/たいき/たいせい/おおぐすく/おぐすく)
4位 宮城(みやぎ/みやしろ/みやき/みやぐすく/みやじょう/みやんじょう/みやのじょう)
5位 新垣(あらかき/しんがき/あらがき/にいがき/しんかき/あらかち)

 

珍しい苗字が多い理由

 
沖縄県に珍しい苗字が多いのは、薩摩藩によって苗字を強制的に変えさせられたからです。
  
沖縄が琉球王国という独立国だった頃、薩摩藩に侵攻されていた時代がありました。
  
薩摩藩は1624年に、琉球に「大和めきたる名字の禁止令」を出し、日本らしい苗字の改名や文字の変更をさせました。
  
例えば「前田」→「真栄田」、「船越」は「富名腰」などです。
  

【沖縄県】の読みづらい地名

この章では【沖縄県】の読みづらい地名をお伝えします。
みーちゃん
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読みづらい地名

     

  • ❶読みづらい地名
  • ❷読みづらい地名が多い理由

【沖縄県】の読みづらい地名

 

沖縄県の読み方が難しい漢字
喜屋武(きゃん) 北谷(ちゃたん) 国頭村(くにがみそん)
桃原(とうばる) 具志頭(ぐしちゃん) 世名城(よなぐすく)
砂川(うるか) 勢理客(じっちゃく) 小谷(おこく)
久得(くどう) 真地(まあじ) 為又(びいまた)
勝連平安名(かつれんへんな) 保栄茂(びん) 東風平(こちんだ)

 

読みづらい地名が多い理由

 
沖縄が琉球王国だった頃は、一般的に平仮名が使われていました。
  
1609年の侵攻で薩摩藩が沖縄を支配するようになり、漢字が使われるようになりました。
  
元々は平仮名表記の地名だったものに、意味を無視して漢字を当てはめたため、読み方が難しくなったようです。



【沖縄県】の美味しい食べ物(6選)

この章では【沖縄県】の美味しい食べ物(6選)をお伝えします。
みーちゃん
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美味しい食べ物

沖縄そば/ソーキそば タコライス ゴーヤーチャンプルー
沖縄天ぷら 沖縄ぜんざい A&W・エンダー

その1(沖縄そば/ソーキそば)

 
「沖縄そば/ソーキそば」は、豚骨と鰹がベースのスープと、小麦粉を使った麺が特徴です。
  
トッピングは、三枚肉・スペアリブ・かまぼこ・紅生姜・ねぎが一般的です。
  
お店や地域によって、出汁やトッピングが少し異なるので、食べ比べするのがオススメです。

「沖縄そば」と「ソーキそば」の違い
沖縄そば 三枚肉の煮込みがトッピングされている
ソーキそば スペアリブ(ソーキ)がトッピングされている

 

その2(タコライス)

 
「タコライス」は沖縄発祥の食べ物です。
  
メキシコ料理のタコスの具材を、ご飯にのせたものが「タコライス」。
  
スパイシーなひき肉・チーズ・野菜・サルサソースをのせた、沖縄を代表するB級グルメです。
  

その3(ゴーヤーチャンプルー)

 
「ゴーヤーチャンプルー」は、ゴーヤ・豆腐・豚肉・卵などを炒めたものです。
  
「チャンプルー」とは、沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味。
  
沖縄料理の定番の一品です。
  

その4(沖縄天ぷら)

 
「沖縄天ぷら」は、味付きで厚めの衣が特徴です。
  
そのまま食べられるので、おやつやおつまみとして食べられることが多いです。
  
コンビニやスーパーはもちろん、天ぷらの専門店もあるほど、ソウルフードとして親しまれています。
  

その5(沖縄ぜんざい)

 
「沖縄ぜんざい」は、かき氷に、甘く煮た金時豆がトッピングされたスイーツです。
  
「ぜんざい」だと、お汁粉のような温かいものがイメージされますが、沖縄のぜんざいはちょっと違います。
  
南の島である、沖縄ならではのスイーツです。
  

その6(A&W・エンダー)

 
「エンダー」の愛称で親しまれる「A&W」は、国内では沖縄にしかないファストフード店です。
  
正式名称は「エイアンドダブリュ」
  
定番商品は「モッツァバーガー」とオリジナルドリンクの「ルートビア」ですが、他にもサンドウィッチやスイーツなどメニューが多いのが特徴です。
  
レトロなアメリカの雰囲気が感じられる、観光客にも人気のお店です。
  

【沖縄県】の方言

ハルちゃん
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この章では【沖縄県】の方言をお伝えします。

 
沖縄の方言は、面白いもの、かわいいものが多いです。

なんくるないさ なんとかなるさ
めんそーれ ようこそ、いらっしゃい
ちばりよー がんばれ!
ちゅらかーぎー かわいい、美人
ちむどんどん 胸がドキドキする
ぬー 何?
にふぇーでーびる ありがとうございます
あちこーこー 熱い、暑い
まーさん 美味しい

  

【沖縄県】のシンボル

この章では【沖縄県】のシンボルについてお伝えします。
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【沖縄県】のシンボル

沖縄県の木 琉球松(りゅうきゅうまつ)
沖縄県の花 デイゴ
沖縄県の鳥 ノグチゲラ
沖縄県の魚 タカサゴ(グルクン)

沖縄県の木「琉球松(りゅうきゅうまつ)」

 
沖縄の県木は「琉球松(りゅうきゅうまつ)」です。
  
琉球松はマツ科の針葉樹で、九州・沖縄に自生しています。
  
「琉球赤松・沖縄赤松」とも呼ばれ、沖縄の方言で「マーチ・マチ」、八重山の方言では「マチィ」と言います。
  
正月飾りなどの縁起ものに使われたり、島唄にもよく登場します。
  

沖縄県の花「デイゴ」

 
沖縄の県花は「デイゴ」です。
  
「デイゴ」はマメ科の植物で、インドやマレー半島が原産です。
  
日本では沖縄や奄美諸島、小笠原諸島に自生し、春から初夏にかけて赤い花を咲かせます。
  
THE BOOMの「島唄」の中で、「デイゴの花が咲き 風を呼び 嵐が来た」という歌詞があります。
  
因果関係は不明なのですが、デイゴはその年の台風を占う花となっていて、「デイゴが良く咲く年は、台風が多い」と言われています。
  

沖縄県の鳥「ノグチゲラ」

 
沖縄の県鳥は「ノグチゲラ」です。
  
「ノグチゲラ」はキツツキ科の沖縄島固有種で、沖縄本島北部の山原(やんばる)に生息しています。
  
国の特別天然記念物に指定され、沖縄県の東村では「ノグチゲラ保護条例」が制定されています。
  

沖縄県の魚「タカサゴ(グルクン)」

 
沖縄の県魚は「タカサゴ(グルクン)」です。
  
グルクンはタカサゴ科の魚で、正式名称が「タカサゴ」で、沖縄では「グルクン」という別名で呼ばれるのが一般的です。
  
食卓によく登場する安くて美味しい魚で、代表的な食べ方は、唐揚げです。




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