【ショートケーキ】2つの由来・5つの語源/英語表現とホールとの違いを解説

【ショートケーキ】には、2つの由来と5つの語源があります。

【ショートケーキ】の由来(チコちゃんに嫌われるで紹介された説)
【「アメリカのお菓子」説】
 
アメリカに、サクサクのビスケットに、生クリームやいちごを挟んだ「ショートケーキ」というお菓子があります。
 
不二家の創業者である「藤井林右衛門」は、アメリカを視察している時にショートケーキに出会い、それを日本人向けに改良し、現在日本で食べられているショートケーキが生まれました。

 
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【ショートケーキ】の語源(チコちゃんに嫌われるで紹介された説)
【「ショートニング」説】
 
「ショートケーキ」とは「ショートブレッド」とも呼ばれるアメリカのお菓子で、サクサクしたビスケットで生クリームやいちごを挟んだものです。
 
原材料にショートニングという食用油脂を使っていることから、「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。

 
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みーちゃん
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この記事では【ショートケーキ】の次のことについてお伝えします。
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由来
語源
意味
歴史
英語表現
【ショートケーキ】とホールケーキの違い
【ショートケーキ】のいちごはいつ食べるのか
【ショートケーキ】いちごなのはなぜ/理由とは
「ショートケーキの日」とは
みーちゃん
みーちゃん
 

【ショートケーキ】の意味
海外
(アメリカ・イギリスなど)
スコーンのようなビスケットに生クリームを組み合わせたお菓子
日本 スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキ
ハルちゃん
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【ショートケーキ】の英語表現
sponge cake
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みーちゃん
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ハルちゃん
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詳しくは記事をお読み下さい。



【ショートケーキ】2つの由来

由来

     

  • ❶「アメリカのお菓子」説
  • ❷「フランスのお菓子」説
この章では【ショートケーキ】の由来をお伝えします。
みーちゃん
みーちゃん
 
【ショートケーキ】には2つの由来がありますが、定説はありません。
  
「チコちゃんに嫌われる」というテレビ番組では、「アメリカのお菓子説」が紹介されました。

由来その1(「アメリカのお菓子」説)

 
【ショートケーキ】は、アメリカのお菓子に由来する説です。
  
アメリカのショートケーキは、スコーンに似たサクサクのビスケットに、生クリームやいちごなどを挟んだものです。
  
1912年(大正元年)、不二家の創業者である「藤井林右衛門」は、アメリカのお菓子を視察していた時に、ショートケーキに出会いました。
  
アメリカのショートケーキが日本人向けに改良され、現在のショートケーキが生まれました。
  

由来その2(「フランスのお菓子」説)

 
【ショートケーキ】は、フランスのお菓子に由来する説です。
  
1921年(大正10年)、コロンバンの創業者である「門倉国輝」は、洋菓子の本場のフランスで、お菓子の製造を学んでいました。
  
帰国後に試行錯誤を繰り返し、日本人向けに作り上げたのが現在のショートケーキです。



【ショートケーキ】5つの語源

語源

     

  • ❶「ショートニング」説
  • ❷「短時間で作れる」説
  • ❸「日持ちしない」説
  • ❹「サクサクする」説
  • ❺「イギリスのお菓子」説
ハルちゃん
ハルちゃん
この章では【ショートケーキ】の語源をお伝えします。

 
【ショートケーキ】には5つの語源がありますが、定説はありません。
  
「チコちゃんに嫌われる」というテレビ番組では、「ショートニング説」が紹介されました。

語源その1(「ショートニング」説)

 
「ショートケーキ」とは「ショートブレッド」とも呼ばれるアメリカのお菓子です。
  
サクサクしたビスケットで生クリームやいちご等を挟んだもので、原材料にショートニングという食用油脂が使われていました。
  
このことから「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
  
この説は、「チコちゃんに嫌われる」というテレビ番組でも紹介されました。
  

語源その2(「短時間で作れる」説)

 
ショートケーキは作る工程が簡単なので、短時間で作ることができます。
  
スポンジを焼いて、生クリームといちごなどを挟めば完成です。
  
短時間で完成するので、「ショートタイム」という意味から「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
  

語源その3(「日持ちしない」説)

 
ショートケーキは、生クリームやいちごなどの生もので作られています。
  
日持ちしないので、「ショートタイム」という意味から「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
  

語源その4(「サクサクする」説)

 
「ショートケーキ」の「ショート(short)」には、「短い」という意味の他に「サクサク」「もろい」という意味があります。
  
サクサクしたビスケットで生クリームやいちごを挟んだお菓子だったことから 「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
  

語源その5(「イギリスのお菓子」説)

 
イギリスでは、スコーンのようなもので、生クリームといちごを挟んだものを「ショートケーキ」と言います。
  
これに似たものなので「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
  

都市伝説的な語源

 
「ショートケーキ」の都市伝説的な由来に、「小さくカットしているから」というのがあります。
  
ホールケーキもカットされたケーキも、スポンジ生地と生クリームがあれば、どちらもショートケーキです。



【ショートケーキ】2つの意味

意味

     

  • ❶【ショートケーキ】2つの意味
  • ❷アメリカの「ハーフシートケーキ」
この章では【ショートケーキ】の意味をお伝えします。
みーちゃん
みーちゃん

【ショートケーキ】2つの意味

 
【ショートケーキ】の意味は、日本と海外で異なります。
  
アメリカやイギリスなどでは、スコーンのようなビスケットに生クリームを組み合わせたお菓子。
  
日本では、スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキです。

【ショートケーキ】の意味
海外
(アメリカ・イギリスなど)
スコーンのようなビスケットに生クリームを組み合わせたお菓子
日本 スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキ

日本では、スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキは、すべてショートケーキとなります。
  
いちごならストロベリーショートケーキ、メロンならメロンショートケーキです。
  
いちご味のものは、一般に単にショートケーキとも言います。
  

アメリカの「ハーフシートケーキ」

 
アメリカに、スポンジ生地と生クリームを組み合わせた「ハーフシートケーキ」というのがあります。
  
こちらの方が、日本のショートケーキに近いかもしれません。
  
四角い大きなケーキで、新聞紙1枚の半分のサイズということで名前がつけられたそうです。
  
コストコでも販売されていて、日本での認知度も上がってきています。
  
大きさは「40cm×31cm」高さは10cm。重量は3.7kgで48人分というビッグサイズです!
  

【ショートケーキ】の歴史

歴史

     

  • ❶【ショートケーキ】の発祥は日本
  • ❷日本式ショートケーキ
ハルちゃん
ハルちゃん
この章では【ショートケーキ】の歴史をお伝えします。

【ショートケーキ】の発祥は日本

 
【ショートケーキ】の発祥は日本です。
  
フランスまたはアメリカのお菓子をヒントに、日本人向けに考えて作られました。
  
1992年(大正11年)には、不二家からショートケーキが販売されています。
  
スポンジ、生クリーム、いちごの相性が良く美味しいと評判になり、一般に広まりました。
  

日本式ショートケーキ

 
日本のショートケーキは、海外に逆輸入され、海外でも認知されてきています。
  
「ジャパニーズ スタイル ショートケーキ」と呼ばれ、販売しているケーキ屋さんもあるようです。
  

【ショートケーキ】の英語表現(strawberry sponge cake)

この章では【ショートケーキ】の英語表現をお伝えします。
みーちゃん
みーちゃん
 
【ショートケーキ】の英語表現は「sponge cake」です。

【ショートケーキ】の英語表現
sponge cake

いちごのショートケーキは「strawberry sponge cake」とも表現できます。
  

【ショートケーキ】とホールケーキの違い

ハルちゃん
ハルちゃん
この章では【ショートケーキ】とホールケーキの違いをお伝えします。

 
【ショートケーキ】とホールケーキの違いは、種類と大きさです。

ショートケーキ ホールケーキ
種類 スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキ 種類は何でもOK
大きさ ホール、カットなど様々 焼いたまま、そのままの大きさのケーキ

ホールケーキは、日本では4号(直径12cm)から、8号(直径24cm)まで、大きさが決まっています。
  

【ショートケーキ】のいちごはいつ食べるのか

この章では【ショートケーキ】のいちごはいつ食べるのかをお伝えします。
みーちゃん
みーちゃん
 
ショートケーキのいちごを食べるタイミングは、最初・途中・最後のどれかです。
  
2022年に行われた調査によると、最初に食べる人が多いという結果でした。

【ショートケーキ】いちごを食べるタイミング
最初に食べる 31%
途中で食べる 45%
最後に食べる 19%

年齢が上がるにつれ「最初に食べる」人が増え、年齢が下がるほど「最後に食べる」人が増える傾向にあるようです。
  

【ショートケーキ】いちごなのはなぜ/理由とは

ハルちゃん
ハルちゃん
この章では【ショートケーキ】いちごなのはなぜ/理由をお伝えします。
 
日本では「いちごのショートケーキ」のことを一般的に【ショートケーキ】とも言います。
  
いちごが使われている理由は、相性が良かったからです。
  
ショートケーキは何度も改良されて現在の形になりました。
  
その過程で、スポンジと生クリームと一番相性が良く、日本人の口に会うのがいちごだったそうです。
  
フルーツをいちごだけにしてから人気となり、一般に広まりました。
  

「ショートケーキの日」とは

この章では「ショートケーキの日」についてお伝えします。
みーちゃん
みーちゃん

 
毎月22日は「ショートケーキの日」とされています。
  
仙台に本店のある洋菓子店「カウベル」によって、2007年(平成19年)に制定されました。
  
カレンダーで22日の真上に15日があります。
  
ショートケーキの上にはいちご(15)がのっていることから、22日が「ショートケーキの日」となりました。




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