【ショートケーキ】の由来(チコちゃんに嫌われるで紹介された説) |
【「アメリカのお菓子」説】 アメリカに、サクサクのビスケットに、生クリームやいちごを挟んだ「ショートケーキ」というお菓子があります。 不二家の創業者である「藤井林右衛門」は、アメリカを視察している時にショートケーキに出会い、それを日本人向けに改良し、現在日本で食べられているショートケーキが生まれました。 |
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【ショートケーキ】の語源(チコちゃんに嫌われるで紹介された説) |
【「ショートニング」説】 「ショートケーキ」とは「ショートブレッド」とも呼ばれるアメリカのお菓子で、サクサクしたビスケットで生クリームやいちごを挟んだものです。 原材料にショートニングという食用油脂を使っていることから、「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。 |
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知りたい項目をクリックして下さい。
①由来 |
②語源 |
③意味 |
④歴史 |
⑤英語表現 |
⑥【ショートケーキ】とホールケーキの違い |
⑦【ショートケーキ】のいちごはいつ食べるのか |
⑧【ショートケーキ】いちごなのはなぜ/理由とは |
⑨「ショートケーキの日」とは |

【ショートケーキ】の意味 | |
海外 (アメリカ・イギリスなど) |
スコーンのようなビスケットに生クリームを組み合わせたお菓子 |
日本 | スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキ |

【ショートケーキ】の英語表現 |
sponge cake |


【ショートケーキ】2つの由来
由来
- ❶「アメリカのお菓子」説
- ❷「フランスのお菓子」説

【ショートケーキ】には2つの由来がありますが、定説はありません。
「チコちゃんに嫌われる」というテレビ番組では、「アメリカのお菓子説」が紹介されました。
由来その1(「アメリカのお菓子」説)
【ショートケーキ】は、アメリカのお菓子に由来する説です。
アメリカのショートケーキは、スコーンに似たサクサクのビスケットに、生クリームやいちごなどを挟んだものです。
1912年(大正元年)、不二家の創業者である「藤井林右衛門」は、アメリカのお菓子を視察していた時に、ショートケーキに出会いました。
アメリカのショートケーキが日本人向けに改良され、現在のショートケーキが生まれました。
由来その2(「フランスのお菓子」説)
【ショートケーキ】は、フランスのお菓子に由来する説です。
1921年(大正10年)、コロンバンの創業者である「門倉国輝」は、洋菓子の本場のフランスで、お菓子の製造を学んでいました。
帰国後に試行錯誤を繰り返し、日本人向けに作り上げたのが現在のショートケーキです。
【ショートケーキ】5つの語源
語源
- ❶「ショートニング」説
- ❷「短時間で作れる」説
- ❸「日持ちしない」説
- ❹「サクサクする」説
- ❺「イギリスのお菓子」説

【ショートケーキ】には5つの語源がありますが、定説はありません。
「チコちゃんに嫌われる」というテレビ番組では、「ショートニング説」が紹介されました。
語源その1(「ショートニング」説)
「ショートケーキ」とは「ショートブレッド」とも呼ばれるアメリカのお菓子です。
サクサクしたビスケットで生クリームやいちご等を挟んだもので、原材料にショートニングという食用油脂が使われていました。
このことから「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
この説は、「チコちゃんに嫌われる」というテレビ番組でも紹介されました。
語源その2(「短時間で作れる」説)
ショートケーキは作る工程が簡単なので、短時間で作ることができます。
スポンジを焼いて、生クリームといちごなどを挟めば完成です。
短時間で完成するので、「ショートタイム」という意味から「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
語源その3(「日持ちしない」説)
ショートケーキは、生クリームやいちごなどの生もので作られています。
日持ちしないので、「ショートタイム」という意味から「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
語源その4(「サクサクする」説)
「ショートケーキ」の「ショート(short)」には、「短い」という意味の他に「サクサク」「もろい」という意味があります。
サクサクしたビスケットで生クリームやいちごを挟んだお菓子だったことから 「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
語源その5(「イギリスのお菓子」説)
イギリスでは、スコーンのようなもので、生クリームといちごを挟んだものを「ショートケーキ」と言います。
これに似たものなので「ショートケーキ」と呼ばれるようになりました。
都市伝説的な語源
「ショートケーキ」の都市伝説的な由来に、「小さくカットしているから」というのがあります。
ホールケーキもカットされたケーキも、スポンジ生地と生クリームがあれば、どちらもショートケーキです。
【ショートケーキ】2つの意味
意味
- ❶【ショートケーキ】2つの意味
- ❷アメリカの「ハーフシートケーキ」

【ショートケーキ】2つの意味
【ショートケーキ】の意味は、日本と海外で異なります。
アメリカやイギリスなどでは、スコーンのようなビスケットに生クリームを組み合わせたお菓子。
日本では、スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキです。
【ショートケーキ】の意味 | |
海外 (アメリカ・イギリスなど) |
スコーンのようなビスケットに生クリームを組み合わせたお菓子 |
日本 | スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキ |
日本では、スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキは、すべてショートケーキとなります。
いちごならストロベリーショートケーキ、メロンならメロンショートケーキです。
いちご味のものは、一般に単にショートケーキとも言います。
アメリカの「ハーフシートケーキ」
アメリカに、スポンジ生地と生クリームを組み合わせた「ハーフシートケーキ」というのがあります。
こちらの方が、日本のショートケーキに近いかもしれません。
四角い大きなケーキで、新聞紙1枚の半分のサイズということで名前がつけられたそうです。
コストコでも販売されていて、日本での認知度も上がってきています。
大きさは「40cm×31cm」高さは10cm。重量は3.7kgで48人分というビッグサイズです!
【ショートケーキ】の歴史
歴史
- ❶【ショートケーキ】の発祥は日本
- ❷日本式ショートケーキ

【ショートケーキ】の発祥は日本
【ショートケーキ】の発祥は日本です。
フランスまたはアメリカのお菓子をヒントに、日本人向けに考えて作られました。
1992年(大正11年)には、不二家からショートケーキが販売されています。
スポンジ、生クリーム、いちごの相性が良く美味しいと評判になり、一般に広まりました。
日本式ショートケーキ
日本のショートケーキは、海外に逆輸入され、海外でも認知されてきています。
「ジャパニーズ スタイル ショートケーキ」と呼ばれ、販売しているケーキ屋さんもあるようです。
【ショートケーキ】の英語表現(strawberry sponge cake)

【ショートケーキ】の英語表現は「sponge cake」です。
【ショートケーキ】の英語表現 |
sponge cake |
いちごのショートケーキは「strawberry sponge cake」とも表現できます。
【ショートケーキ】とホールケーキの違い

【ショートケーキ】とホールケーキの違いは、種類と大きさです。
ショートケーキ | ホールケーキ | |
種類 | スポンジ生地と生クリームを組み合わせたケーキ | 種類は何でもOK |
大きさ | ホール、カットなど様々 | 焼いたまま、そのままの大きさのケーキ |
ホールケーキは、日本では4号(直径12cm)から、8号(直径24cm)まで、大きさが決まっています。
【ショートケーキ】のいちごはいつ食べるのか

ショートケーキのいちごを食べるタイミングは、最初・途中・最後のどれかです。
2022年に行われた調査によると、最初に食べる人が多いという結果でした。
【ショートケーキ】いちごを食べるタイミング | |
最初に食べる | 31% |
途中で食べる | 45% |
最後に食べる | 19% |
年齢が上がるにつれ「最初に食べる」人が増え、年齢が下がるほど「最後に食べる」人が増える傾向にあるようです。
【ショートケーキ】いちごなのはなぜ/理由とは

日本では「いちごのショートケーキ」のことを一般的に【ショートケーキ】とも言います。
いちごが使われている理由は、相性が良かったからです。
ショートケーキは何度も改良されて現在の形になりました。
その過程で、スポンジと生クリームと一番相性が良く、日本人の口に会うのがいちごだったそうです。
フルーツをいちごだけにしてから人気となり、一般に広まりました。
「ショートケーキの日」とは

毎月22日は「ショートケーキの日」とされています。
仙台に本店のある洋菓子店「カウベル」によって、2007年(平成19年)に制定されました。
カレンダーで22日の真上に15日があります。
ショートケーキの上にはいちご(15)がのっていることから、22日が「ショートケーキの日」となりました。