

「うざい」という言葉は若者言葉と思われていますが、実は江戸時代に語源があります。
江戸時代に使われていた「うざうざ」という語源、どのような意味の言葉なのか気になりませんか?
詳しくは記事に書いてありますので、お読み下さい。
うざいの意味は鬱陶しい
「うざい」の意味は鬱陶しいの他、以下のようなものもあります。
うるさい。わずらわしい。面倒臭い。気持ち悪い。邪魔。 |
「うざい」は若者言葉で、「うざったい」が略されたものです。
うざったいの意味
うざったいの意味
「うざったい」の意味は、このようになります。
ごちゃごちゃ。細々してわずらわしい。 |
「うざい」と「うざったい」は似た意味ですが、「うざい」の方が荒い意味が強い言葉です。
うざったいは方言だった
「うざったい」は元は八王子など、東京多摩地区の方言でした。
それが「うざい」に略され、全国で使われるようになったのです。
うざいの語源は江戸時代に使われていた「うざうざ」に由来している
江戸時代に使われていた「うざうざ」とは
「うざうざ」は江戸時代に使われていた擬態語です。
擬態語とは、物事の状態を表した言葉で「にこにこ・わくわく」などが代表的です。
「うざうざ」は、このような意味で使われていました。
・同じ種類の生き物が集まって動く様子 ・ゾッとする ・つまらないことをくどくど言うこと |
うざいの語源は江戸時代に使われていた「うざうざ」に由来している
うざいの語源は、江戸時代に使われていた「うざうざ」という言葉に由来しています。
「うざうざ」が形容詞化したものが「うざっかしい」「うざっこい」「うざったい」と考えられています。
それが略されて生まれた言葉が「うざい」です。
うざいはツッパリブームで生まれた言葉
1980年代に日本で「ツッパリ」ブームが巻き起こりました。
この時に不良の間で生まれたのが「うざったい」を略した「うざい」です。
1980年代に関東で広がり、1990年代には全国に広がり、一般の人にも使われる言葉となりました。
うざいの英語表現3選!
うざいの英語表現 その1(Annoying)
「イライラさせる、悩ませる」と言う意味で使われる言葉です。
このように使われます。
She is annoying to me. 彼女は私をイライラさせる→彼女がうざい |
うざいの英語表現 その2(Pain in the neck)
うざい人にも、うざい出来事にも使う事ができる表現です。
このように使われます。
You are a real pain in the neck. お前は本当にうざい。 |
うざいの英語表現 その3(Bugging me)
まとわり付いて、うざい。と言うニュアンスです。
このように使われます。
He is really bugging me. 彼は本当にうざい。 |
うざいを漢字で書くと
「うざい」に当てはまる漢字はないようです。
うざいは、「うざったい」が略された言葉です。
語源は「うざうざ」という言葉ですが、どちらにも漢字はありません。
元になった言葉や語源に漢字がないので、「うざい」に当てはまる漢字もないのでしょう。
うざいの丁寧語
「うざい」は「うざったい」が略された若者言葉です。
そのため、若者言葉でない表現を使う事が丁寧な表現となります。
うざいの意味である、「鬱陶しい」「煩わしい」がこれに当てはまります。
うざいの対義語
うざいの対義語は、このようになります。
清々しい・簡単・容易・手軽 |
すっきりと気持ちよく清々しい様子は、まさに「うざい」の反対を表しています。
うざいの類義語
うざいの類義語は、このようになります。
鼻につく。苛立たしい。迷惑。胸糞が悪い。忌々しい。 |
うざいがネガティブな言葉なので、不快感を引き起こす言葉が多いです。
身近にいるうざい人
身近にいるうざい人 その1(相槌が多い人がうざい)
会話をしている時に、必要以上に相槌の多い人がいます。
「うんうん、うんうん、うん、うんうん・・・」
このように、同じ言葉を何度も繰り返す相槌は、うざいです。
相槌は、相手の話すスピードに合わせて「はい」と頷く程度がベストです。
身近にいるうざい人 その2(語尾を伸ばす喋り方がうざい)
会話をしている時に、やたらと語尾を伸ばす人がいます。
「そうですよねー」「わかりましたー」など。
話し方にもよりますが、語尾を伸ばすと相手をイライラさせてしまう事が多いです。
更に、頭が悪そうな印象を与えてしまうことも・・・。
語尾を短くするだけで、知的な印象になります。
身近にいるうざい人 その3(了解を「りょ」と略す人がうざい)
「りょ」とは了解の略で、「り」と略す人もいます。
これは、意味がわかりにくいし、手抜きのような印象を与えてしまう事があります。
了解が短い言葉なので、そもそも略す必要がないような気もします。
使いすぎるとうざい人と思われてしまうので、使い方は考えた方が良さそうです。