パンダは笹以外に魚や肉も食べる!笹や竹ばかり食べるのはなぜ

パンダは笹以外に川魚や小動物なども食べています。
  
パンダは雑食動物なのですが、なぜ笹ばかり食べるのか、気になりませんか?
  
この記事では、パンダは笹以外に何を食べているのか、なぜ笹ばかり食べるのかをお伝えします。


パンダは笹以外に魚や肉も食べる

パンダは草食動物と思われがちですが、実は雑食動物です。
  
中国での調査によると、パンダは笹や竹以外にも、川魚や野ネズミなどの小動物、昆虫なども食べているのだとか。
  
また、中国ではパンダが牛の骨や羊を食べている姿が目撃され、ニュースになったことがありました。
  
まさかパンダが肉を食べるなんて!衝撃的ですよね。
  
動物園で飼育されているパンダは、笹や竹の他にも、米、牛乳、たけのこ、人参、馬肉、りんご、パンダ団子(トウモロコシ粉にビタミンやミネラルを加えて団子にしたもの)などいろいろなものを食べているようです。
  

3つある!パンダが笹や竹ばかり食べる理由

パンダが笹や竹ばかり食べる理由には3つの説があります。

パンダが笹や竹ばかり食べる理由 その1(氷河期を乗り切るため説)

氷河期は地球の大気が低下し、寒さで食べるものが減り、どの動物も食糧難を乗り切ることに必死でした。
  
マンモスなど絶滅した動物がいる一方で、パンダが生き残ることができたのは、主食を肉から笹や竹に変えたからです。
  
食べる物を探して体力を消耗するよりも、一年中、どこにでも生えている笹や竹を食べたほうがいいと考えたようですね。
  
パンダは氷河期を乗り切るために、笹や竹を食べるようになりました。

パンダが笹や竹ばかり食べる理由 その2(生存競争に負けてしまった説)

昔はパンダも平地に住んでいたようですが、人間の人口が増えるとともに、徐々に山奥に追いやられてしまいます。
  
山奥に行けばクマなど他の動物がいて、獲物争いがあります。
  
パンダはそれに負けてしまい、さらに山の高いところへ移り住むはめになってしまいました。
  
標高の高い山では、食べるものが限られます。
  
そこでパンダは主食を肉から笹や竹に変えました。
  

パンダが笹や竹ばかり食べる理由 その3(肉の旨味を感じない説)

元々パンダは肉食動物だったのですが、進化の過程で、徐々に肉の旨味を感じにくくなりました。
  
そのため、お肉を食べてもあまり美味しくなく、あまり好きではないようです。
  
笹や竹の方が美味しいのでしょうね。
  
単純に、好きだからたくさん食べているのです。


なぜパンダは起きている間笹や竹を食べ続けるのか

パンダは起きている間にどのくらいの笹や竹を食べるのか

大人のパンダは1日に20kg以上のごはんを食べ、そのうち95%以上は笹と竹です。
  
竹は軽いので、20kgってどのくらいか想像もつかないですが、すごい量だと思います。
  
そのため、パンダは1日13時間くらい、起きている間はずっと食べ続けています。
  
可哀想なことに、パンダの体の構造は植物の消化には不向き。
  
食べた物はほとんど消化されずに排出されてしまうそうです。
  

パンダが笹や竹を上手く消化できない理由

パンダは体の構造が草食動物よりも肉食動物に近く、腸の長さが短いです。
  
草食動物の腸は、体長の20倍以上ととても長いです。
  
そして、食べた物を24時間以上かけてゆっくりと時間をかけて消化するので、植物からも効率よく栄養を吸収することができます。
  
パンダは腸の長さが体長の6倍程度と短く、排泄までの時間は10時間程度なので、植物を食べて消化し栄養を吸収することが効率よくできないのです。
  
たくさん食べないと、必要な栄養をとることができないのですね。
  

パンダが笹や竹を消化できる秘密は腸内細菌の力

パンダが笹や竹を消化できる秘密は腸内細菌の力

パンダは笹や竹に含まれる、ヘミセルロース、セルロースなどのセルロース類(食物繊維)をデンプンにかえて栄養をとっています。
  
私たち人間はセルロース類(食物繊維)を分解する酵素を持っていないので、笹や竹を食べても食物繊維として排出されてしまいます。
  
実はパンダも人間と同じで、セルロース類(食物繊維)を分解する酵素を持っていないのです。
  
ただ、パンダは人間と違って、セルロース類(食物繊維)を分解する細菌が腸内に存在しているので、笹や竹などの植物からも栄養をとることができます。

パンダは消化の効率が悪い

パンダの腸内細菌は、パンダのみに存在するものと、草食動物に似た種類のものがあります。
  
腸内細菌の力だけでは消化の効率が悪く、あの大きな体を維持するための栄養をとるのは大変。
  
パンダがあまり動かないのも、無駄なエネルギーを使わないためのようです。
  
赤ちゃんパンダの腸には、笹や竹を消化する腸内細菌がいないので、お母さんの糞を食べることで、腸内細菌を自分の体に取り入れるそうです!
  
体の仕組みって、神秘的ですごいなと改めて思いました。
  

パンダはグルメで笹や竹の味にうるさい

パンダはとてもグルメだそうです。
  
新鮮さとか葉の色などなど、気に入らないと食べなかったり、竹も好みの種類があるのだとか。
  
矢竹(ヤダケ)、白夾竹(ハクチョウチク)、黒竹(クロチク)はパンダには人気で、中でも矢竹(ヤダケ)が最も好まれる種類だそうです。
  
お肉の旨味は美味しくないと感じるのにグルメだなんて・・・。
  
動物によって好みは様々ということですね。

パンダは中国語で大熊猫という

  
パンダは中国語で「大熊猫」と言います。
  
パンダはいつも笹を食べていてのんびりした雰囲気と、白黒でモコモコの見た目の可愛らしさから温厚な動物と思われがちですが、凶暴な一面も持っています。
  
中国では飼育員がパンダに襲われて怪我をする事件もあったそうです。
  
漢字だけ見ると、まさに肉食!
  
パンダは可愛いけど、クマの仲間なんですよね。確かに全身白だったら白クマ。
  
全身黒だったら、クマにしか見えないかもしれません。



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